古くなった自宅を取り壊しました。どのような手続きが必要ですか？
- 建物を取り壊した場合には、「建物滅失登記」を行ないます。建物滅失登記を必要とする主なケースとしては次のようなものがあります。「建物の全部を取り壊した時」「建物が焼失した時」「存在しない建物が記録登記されている時」などです。
- __私の場合は「建物の全部を取り壊した時」ですね。
- それに該当します。登記されている建物を完全に取り壊した時、焼失した場合には、建物所有者は、取り壊した日（焼失した日）から一ヶ月以内に、建物の滅失（めっしつ）の登記を申請しなければならないことになっています。
- __一ヶ月以内ですね。
- 建物滅失登記の手続きは、法務局で登記記録の調査、取り壊し後の現地調査を行い、登記申請書類を作成し、法務局へ申請します。建物滅失登記の手続きに必要な書類は、滅失証明書（取壊業者の解体証明書等）です。
- __かなり専門的な業務ですね。
- 金融機関に担保提供している場合など、別途手続き、書類が必要となる場合があります。我々土地家屋調査士にご相談ください。