寄附講座とは大学等において、民間企業・団体等から教育・研究振興のために寄附された資金や人材を活用して研究教育を行う活動です。寄附講座を開設する多くの企業はこの活動を一つの社会貢献活動としています。

わが東京土地家屋調査士会では、これまでに、東洋大学、明治大学において会員を講師として派遣し寄附講座を開設しています。この取組は土地家屋調査士制度の周知や土地家屋調査士の地位向上を目指す制度広報に資するものでもあり、同時に講義を通して、将来不動産を取得した際、また社会に出てからも役立つ内容であること、現役の土地家屋調査士が講義を行うことでキャリア教育の一環としての役割を果たしていることなどから、一つ社会貢献活動として捉えております。
また、前記大学以外にも過去には日本大学の「経営情報システム」具体例としての寄附講座を開設したこともありました。